友人の墨絵がきっかけで筆をとった高杉嵯知の手は自然に動き出して観音を描くようになった。<br />ある夜、渦巻きの銀河に立つ観音が目の前に現れ「本来の自分を呼び覚ますことを願っての銀河観音」と存在意義が伝えられた。<br />