作家で武蔵野大学教授の著書による、現代日本人の死生観と仏教との関わりを説いたエッセイ。<br />「私の死」とは何か、死を前にした時に我々は何を心の支えとして生きていけばいいのか、科学と仏教の重なるところに真理があるのではないか。<br />団塊世代で自らも死を意識する年齢になった著者が、残り少なくなった人生を、仏教とともに愉しく過ごす術を綴る。<br />(イラスト/しりあがり寿)