現役の法医学者として、主に「異常な死に方」で亡くなった遺体と向き合う日々。<br />近年、気になっているのが「女性の死」だという。<br />高齢者層の増加に加え、伴侶との死別や離婚、未婚によってひとり暮らしの女性が増え、亡くなり方にも変化が予想される。<br />現状、解剖に回ってくる遺体はおよそ7対3で男性が多いが、これから女性の比率が上がってくるのではないかと危惧している。<br />さまざまな女性の解剖事例から見えてくるその未来とは。<br />
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