自死という生き方 覚悟して逝った哲学者
著者は立命館大学の哲学講師。
2006年4月、自死を遂げるが、そこには一冊分の完成原稿が残されていた。
自殺の意味と理由、方法、哲学的背景、そして決行日に向けての心理分析と行動録……淡々と描かれる「積極的な死の受容」の記録がここに。
※2008年に刊行された本書は、「人生観を試される衝撃の書」として話題になりました。
65歳の春。
晴朗で健全で、そして平常心で決行されたひとつの自死。
「人生の果実は充分味わった。
」そう感じた著者の遺稿『新葉隠 死の積極的受容と消極的受容』に、評論家・浅羽通明氏による解説と御子息による巻末文を加え、『自死という生き方 覚悟して逝った哲学者』と改題して出版したものです。
電子書籍化した本書を読むことで、様々に変容する世の中を生きる我々もまた「老いと死」に向き合えるかも知れません。
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