なぜ「あと1アウト」から逆転されるのか
内容紹介正念場で勝ち切る‘勝負脳’を鍛えろ!明徳義塾・馬淵史郎監督、履正社・岡田龍生監督ほか、超一流の指揮官、選手たちが語る、歴史的敗戦から学んだ勝利の方程式!著者は、以下のように述べています。
野球には、ホッとする瞬間がある。
ピンチで2ストライクに追い込んだとき。
先頭打者から二人を抑え、2アウトを取ったとき。
ノーアウト満塁から二人を抑え、2アウトになったとき。
そして、リードして9回2アウトを迎えたときだ。
これらに共通するのは、終わりが見えていること。
あと1ストライクで三振。
あと1アウトで3アウト。
あと1アウトでゲームセット。
「あとひとつ」なのだ。
そして、これらにもうひとつ共通することがある。
それは、そこから打たれること、点を取られること、負けることだ。
なぜ、そうなってしまうのか?それには、明確な理由がある。
ゴールが見えたり、終わりがわかったりした途端、人間のパフォーマンスは落ちてしまう。
実はこれは、脳の持つ本能に関係があるのだという。
なぜ、「あと1アウト」から問題が発生するのか。
本書で準備と確認をして、実際のプレーや指導に活かしてもらいたい――本文より著者について1975年兵庫県生。
学習院大学卒。
ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。
高校野球をはじめ、徹底した野球の現場取材に定評があるほか、指導者、中高生、父兄への講演活動も行っている。
『機動破壊』、『機動破壊の秘策』、『機動破壊の解析力』、『高校野球は親が9割』、『超強豪校』、『激戦区を勝ち抜く方法』『実戦プレー問題』(すべて小社)など著書多数。
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