月刊Gun Professionals
・ブラウニング ハイパワーModel 1935 Tシリーズ1930年代後半から1970年代までの間、世界の軍、警察で採用されたサイドアームのトップに君臨したのはブラウニングハイパワーピストルModel 1935だった。
これについては議論の余地はない。
まちがいなく、世界屈指のマスターピースだといえるだろう。
しかし、コマーシャルマーケットでの人気では、コルトが製品化した1911系とその発展型の後塵を拝した。
そしてハイパワーピストルが製造終了となった今、その状況が覆ることはない。
今回はその背景、理由について追及する。
・エンフォースタック2019IWAアウトドアクラシックスの前々日と前日、同じ会場の別フロアでエンフォースタックが開催されている。
IWAが民間向けのスポーツ、ハンティング銃やその関連用品を展示しているのに対し、こちらは入場者を制限した状態で、法執行機関向けの武器や装備を展示するイベントだ。
先月号のIWAと比べてみていただければ、両者の性格の違いを明確に感じることができるだろう。
・ヘッケラー&コッホ P30L ヴァリアント1P30の延長仕様がP30Lだ。
バレルレングスは4.45インチなので、特別長いわけではない。
普通のデューティガンといっても良いレベルだ。
そしてこのモデルは、LEMトリガーを装備するV1で、P30のヴァリアントの中でも最も実戦的な仕様となっている。
ストライカーファイアが主流になりつつある中で、ハンマーファイアリングモデルも進化しているのだ。
・SIG Sauer P238 ハイクオリティのマイクロ1911今やSIGは、押しも押されもせぬトップメーカーになった。
品質、性能、人気、そのすべてについて、もはやどこにも負けないレベルに達している。
そんなSIGが2009年に市場に投入したのが、マイクロ1911ともいうべきP238だ。
当然のように本家であるコルトのマスタングを圧倒、大ベストセラーピストルとなっている。
・FNハースタル SCAR-SC 300BLK2017年11月、ミリポール パリで発表されたSCAR-SCだが、2019年3月のエンフォースタックではその.300 BLK仕様が登場した。
サプレッサーを装着してもコンパクトさを失わないSCAR-SCは、特殊部隊にとって理想的消音アサルトライフルとなるだろう。
そんなSCAR-SC .300BLKの実射レポートをいち早くお届けする。
・ヴィンテージレースガン スティーブ・ナストフ スーパーコンプIII/ブライリー ライトニング/ナウリン エクスカリバー1980年代に活躍していたガンスミス達には、まごうことなき才能と技量があった。
長い間トップガンスミスとして成功するには、カスタムのクオリティだけでなく、高い信頼性に裏付けられた履歴も必要となってくる。
今回は20世紀の人気ガンスミスの作品から、スティーヴ・ナストフ、ジム・ナウリンSr.、ブライリーMFG製のレースガンを紹介したい。
・トーラス スペクトラム&TX22スペクトラムは2017年に発表されたEDC(エブリフディ キャリー)ガンだ。
豊富なカラーバリエーションから、単なる女性ウケを狙ったコンパクトガンと思われがちだが、スナッグフリーに徹したエルゴノミクスデザインやシンプルな操作性は、EDCガンとしての優秀さが光る。
一方、TX22は2019年発表の完全新規設計.22口径ポリマーフレームオートだ。
16連マガジンを装備し、サプレッサー装着も想定している。
いずれも近年急速に存在感を高めているトーラスが市場に投入した個性的なハンドガンだ。
・ハイパワーハンドガンズ スミス&ウェッソン モデル500S&Wマグナム、モデル629クラシックパワーポート/デザートイーグル.50AE現在流通しているハンドガンの中で、もっともパワフルなリボルバーは、スミス&ウェッソン モデルS&W500であり、同様にもっともパワフルなオートマチックは、マグナムリサーチ デザートイーグル.50AEだ。
今回はこの2挺に加え、ハンドガンパワー競争の先鞭をつけた.44マグナムを加え、パワフルなハンドガンが持つ魅力をお伝えしたい。
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