月刊Gun Professionals
高品質のカスタム1911で知られるウィルソンコンバットだが、その製品ラインナップは1911系にとどまらない。
同社がベレッタの92Gをベースに作り上げたカスタムハンドガンを2挺まとめて紹介する。
・B&T MP9 全長30cmの9×19mm口径コンパクトサブマシンガン、それがB&T MP9だ。
リコイルオペレーテッド ロテイティングバレルロッキングシステム、クローズドボルトのメカニズムに、毎分1,100発のフルオート機構を備えている。
そのオリジナルデザインは1989年のシュタイヤーTMPまで遡るものだ。
・ファウラーインダストリーズ Mk 1, Mk 2、Mk 3 伝説のシューターであるミッキー・ファーラーを父に持つローガンは、優れたシューターとしての資質を受け継ぐとともに、独自のカスタムガンを製造供給している。
彼の作り出すグロックカスタムは、過剰な装飾や強度を損なう軽量化は行なわず、実用性と必要とされる機能をバランスよくまとめた逸品だ。
・ミリポル パリ 2019 Part 2 2019年11月にフランスのパリで開催された国土安全保障装備展示会。
先月号に続き、この展示会の様子をご紹介する。
今回はピストル、スナイパーライフル、ショットガン、さらに警察用ドローンや金属探知機についてもご紹介する。
・U.S. クラッグ M1892/M1896 1892年に米軍サービスライフルに採用されたU.S. クラッグM1892は、わずか10年でスプリングフィールドM1903にその地位を譲った。
しかしクラッグは米軍初のボルトアクションライフルであり、後に続くM1903の開発に少なからず影響を与えている。
ノルウェーで開発されたクラッグ・ヨルゲンセンライフルは、ボルトアクション軍用ライフルの歴史を語る上では、忘れてはならない存在だろう。
・ベレッタ92X パフォーマンス 2017年、アメリカ軍のサービスピストルの座を失ったベレッタ92シリーズだが、決して過去のものとはなってはいない。
ベレッタは2017年以降も、果敢に92シリーズのバリエーションを追加している。
その中でも、92Xパフォーマンスは、極めてアグレッシブなスペックが満載されているモデルだ。
・マカロフ PM 第二次大戦後の共産圏を代表する拳銃‘マカロフ’。
かつては西側で手に入れることすら難しかったマカロフだが、今ではソヴィエトの衛星国で作られたモデルなら格安で手に入るようになった。
そんな極上コンディションのブルガリア製を、鑑賞派目線でご紹介する。
・StG44 & MP40 StG44とMP40は、その後の銃器史を大きく塗り替える存在だったが、ドイツの敗戦により、二度と生産されることはなかった。
しかし、当時の銃は今も生き続けている。
今回の2挺はどちらもセミオート化されているものの、その優秀さを明確に感じられる逸品だ。
・CZUB シャドウ 2 オプティクスレディ+トリジコンSRO チェコのCZUBは2018年、プロダクション部門で人気絶頂のシャドウ2にオプティックスレディ(OR)仕様を加えた。
これはPO部門における最強のモデルだ。
しかし、米国では未発売となっている。
そんなシャドウ2 ORの魅力を確認すべく、カナダでも活躍するサム・ユウが所有するIPSCマッチガンを撃ってみた。
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