月刊Gun Professionals
・コルト ニューパイソン.357マグナム もはや伝説ともいうべき存在となっているコルトのDAリボルバー ’パイソン’が復活した。
かつてのパイソンそのままではない。
伝説のリボルバーが持つテイストを色濃く残したニューモデルだ。
はたしてこの新型パイソンは伝説の継承者に相応しい存在になっているのだろうか。
往年のパイソンと比較、その完成度を詳しく分析する。
・ダン・ウェッソン 1911 ディスクレッション かつてはバレル交換式リボルバーで名を馳せたダン・ウェッソンは、現在CZ-USAの子会社として1911を製造供給している。
マイナーな存在だが、その製品品質はとても高い。
実用品として使い倒すことができるハイエンドクラスとミッドクラスの中間に位置するのがダン・ウェッソンの1911なのだ。
・マウザー モデル1914 マウザーが20世紀初めに開発したコンパクトピストルがモデル1910と1914だ。
二度の世界大戦でドイツ軍将校はこの銃を活用し、当時のドイツ法執行機関も採用していた。
だがこれまで実射レポートが誌面に掲載されたことは一度もない。
クラシックでマイナーなモデルだが、その実力を確認すべき存在だろう。
・リボルバー ストライクスバック 近頃はシューティングレンジでリボルバーを見かけることが珍しくなってしまった。
しかし、リボルバーの時代はまだ終わったわけではない。
かつて一世を風靡した、S&Wモデル13, 65, 640, コルト デティクティブを用いて、セルフプロテクション用としてのリボルバーにフォーカスを当てる。
・U.S. M1カービン 第二次大戦中の米軍が活用したM1カービンは、基本的な訓練を受けた兵士ならだれでも簡単に取り扱えて、200m程度までの限定的な威力を持つ小型ショルダーウェポンであった。
このコンセプトは、のちの時代に登場したパーソナルディフェンスウエポンに近い。
その意味では非常に先進的な機能を持っていたといえる。
・ルガーGP100 .44スペシャル ルガーは売れている。
純粋な米国資本で健全経営、製品も堅牢で実用的、そして安価…しかし、見栄えはイマイチ、お世辞にもカッコイイとは言えない。
でもそんな質実剛健なルガーが大好きだ。
今回の得物はGP100、それもLIPSEY’Sの限定品、.44スペシャルの5インチ! アメリカンスピリッツ、いやアメリカンソウルに溢れたリボルバーがここにある。
・CZ P-10 M CZが2020年4月に発表した最新型が、P-10 Mだ。
一連のP-10シリーズに属するが、まったくの新設計で、プラットフォームの互換性もない。
今、なぜCZは思い切ってそんなことをしたのだろうか。
その答えを知るためにチェコ共和国に向かった。
・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル6 ラドムVIS wz35, P35(p) 1939年9月1日、ドイツはポーランドに侵攻した。
これが、第二次世界大戦の始まりだ。
ポーランドのラドム小火器製造所はドイツに接収され、ポーランド軍用ピストルVIS 35をドイツ軍用として製造継続することを強要された。
このドイツ軍向けVIS 35はP35(p)と呼ばれ、その生産は38万挺に及ぶといわれている。
・今月の,どマイナーWORLD! ベレッタ U22 NEOS・無可動実銃に見る20世紀の小火器 六三式自動小銃・ガンヒストリールーム70 三八式銃の中改正について2・日本のプロップガン など。
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