月刊Gun Professionals
・ベレッタM9A3 M9究極完成形米軍兵士からのフィードバックを元にM9の問題点を払拭すべく、ベレッタが出した回答が、M9A3だ。
ストライカーファイアのポリマーフレームを欲していた米軍は、これを検討することなく突き返したが、M9A3は高いポテンシャルを持つ92の究極進化形というべき戦闘用拳銃になっている。
・スタカート☆P 最高のデューティガンレースガンとしてのイメージが強いSTIの2011だが、新製品であるSTACCATO☆Pモデルは、2019年から2020年にかけて全米で250以上のLE機関から正式に認定されるなど、デューティガンとして華麗なる大変身を遂げている。
これはその社名をSTACCATOと変えて、新しい陣容で開発&マーケティングを進めたSTIが勝ち取った快挙だ。
・バトルライフル再確認バトルライフルと呼ばれるカテゴリーがある。
アサルトライフルとは明らかに異なる存在で、これに該当する銃はそれほど多くはない。
そんなバトルライフルについて、その定義を明確にするとともに、主だったモデルについてその機能と特徴を再確認してみたい。
・ベレッタ M1951 1950年代のイタリアンコンバットピストル第二次大戦後、イタリア軍が9mmパラベラム弾を採用することに合わせて、ベレッタが開発したフルサイズミリタリーオートピストルがM1951だ。
のちの92シリーズと比べると大幅にシンプルで、1950年代に求められていたオートピストルのあるべき姿を具現化している。
・FNH SCAR 16S ほぼ忘れられてしまった優秀なライフル防衛省は89式に換わる自衛隊の新小銃として、SCAR-L、HK416を退け、国産の20式小銃を選択した。
ならば、この機会にSCAR-Lのシビリアン仕様であるSCAR 16Sをテストしてみよう。
20式小銃は、少なくともSCAR-Lと互角の性能を持つはずだからだ。
・荒野のファイティングリボルバー シマロン ピストレロ.45LC 147年前、コルトSAAは最先端のファイティングリボルバーだった。
テキサスのシマロンは、低価格ながら押さえるべき部分はしっかり押さえたSAAレプリカとして知られた存在だ。
これを手にすれば、かつてコルトSAAを手に戦った男達の姿に想いを馳せることができるだろう。
・SIG SAUER P220リージョン フルサイズ.45ACP今日の軍/LE用サイドアームの口径は9×19mmが主流となったが、.45ACPの人気は今も根強い。
同口径のハンドガンといえば1911だが、それに勝るとも劣らない実戦向け.45口径拳銃も存在する。
その代表例のひとつがSIGのP220だ。
・FEG HD-18 ハンガリアン ドラグノフハンガリーでドラグノフを生産市販化する計画が進行中だ。
ハンガリーはかつてソ連からドラグノフの製造ライセンスを取得し、製造図面を受け取っていた。
だからこれは、単なるクローンではなく、正規図面に基づく本物のドラグノフであることを意味する。
・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストルPart 8 P640(b) FNハイパワーFNハイパワーは、銃砲史上に残る戦闘用ピストルの傑作だ。
ベルギーを占領したドイツ軍は、FN社を管理下に置き、このハイパワーを量産させて軍用として使用した。
今回はFNハイパワーの前編として、ハイパワーを完成させたサイーブと、ハイパワー開発の経緯について解説する。
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