魂の発電所 負けねど 福島 オレたちの再エネ十年物語
負けねど、福島!原発事故に奪われたふるさとを取り戻すために男達は立ち上がった。
福島の自然を武器に「再生可能エネルギー」による地産地消の電力会社をつくろう!東日本大震災と東電福島第一原発事故から10年電力の素人集団が歩んだ苦闘と希望の日々に徹底密着した群像ノンフィクション!放射能汚染で牛の肥育ができなくなった飯舘村の和牛農家。
江戸時代から続く家業が風評で廃業に瀕した喜多方の造り酒屋当主。
単身赴任先から妻の実家に帰省中に被災した外資系サラリーマン。
元居酒屋店主、有機農家、温泉街の顔役日本最奥にある出版社代表…電力会社とは縁もゆかりもなかった人々。
小さな小さな発電所がもたらしたものは「2050年温暖化ガスゼロ」を大手電力会社に先駆けて実現する大きな大きな希望だった――。
<目次>主な登場人物プロローグ 十年後の飯舘村で第一章 二〇一一年三月十一日第二章 転機第三章 出会い第四章 許認可第五章 飯舘電力応援団第六章 帰還第七章 会津の水の力エピローグ コロナを超えて年表:原発事故やエネルギー行政の経緯と福島の再生可能エネルギーを巡る動き
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