筆者が世界を観察する切り口は3つと決めている。<br />金融経済、情報技術、社会システムだ。<br />これらの切り口で世界を俯瞰すれば、おおよそすべてのことが分かる。<br />本書に登場する多くのストーリーは、突拍子のない絵空事ではなく、各分野のビジネスパーソンや投資家たちとの情報交換、世界各国の視察から導き出した、「起こり得る」可能性が高いものだ。<br />(「まえがき」より、一部改変) 未来を読む投資家による、未来への処方箋。<br />