2009年、経営危機に陥り、米企業傘下から外れた小さな自動車会社では、久々に日本人デザイン部長が誕生。<br />全車種のデザインプロセス一新を断行し、新製品は欧州を中心に海外市場で人気を獲得。<br />マツダのモノづくりの根底にあるコンセプトの「魂動」は、今や海外メディアからも‘KODO’と呼ばれるほどの地位を確立した。<br />一地方の企業が世界と戦えるのはなぜか。<br />これからの製造業の在り方を体現するリーダーの哲学がベールを脱ぐ。<br />