第4巻では、現存在の世界内存在のありかたそのものを「内存在」という観点から考察する。<br />すなわち、現存在が世界においてどのように実存しているかを情態性、理解、語りという契機から分析し、さらに日常性においていかに頽落しているかを批判的に考察する。<br />わたしたちの〈気分〉を哲学する画期的な思想。<br />ハイデガーならではの考察が冴える第4巻!(第5章38節まで)