数千年前、人類に「自己認識」が芽生え、有用ではなくなっていった神の声。<br />そこで人々が神々の代替物として生み出したのが法律と宗教、そして「物語」だった――。<br />確率論・べき乗の法則・言語論・機械論・コンピュータ論など、さまざまな学問の知見を援用しながら、人類が長年拘束されてきた「因果の物語」の終わりと、新しい物語「共時の物語」を提示する。<br />執筆5年、圧倒の20万字!