現代落語の「中興の祖」と評される立川談志。<br />若くして天才と呼ばれ、歯に衣着せぬ毒舌でマスコミの寵児ともなったが、彼の本質は「誰よりも深く落語を愛し、格闘し続けた男」という一点にある。<br />最晩年まで、その高座を追いかけ続けた著者だからこそ書ける談志論、そして名演ガイド。<br />若い落語ファンにも、‘談志嫌い’にもお勧めしたい、増補決定版!