政府が推進する政策である「産学連携」または「産学共同研究」。<br />一見、順調に見えるが、残念ながら様々な課題がある。<br />企業側はともかく、大学側や研究者にとって、その労力に見合う効果が生まれたとは言い難い。<br />本書は、研究者と弁護士の二足の草鞋を履く著者が、実際に解決に奔走した事件をベースにその実態を暴く。<br />