いまや肥満、ADHD、自閉症、不妊などの健康被害の増加と、化学物質との関連は否定できないものとなっている。<br />なかでも内分泌攪乱物質(EDC)と呼ばれる化学物質は、職場や家庭などの環境、プラスチック容器や包装、缶詰の内面など、身近なところに用いられている。<br />どうすればこれらの物質を避けられるのか? 環境保健の世界的な研究者で小児科医でもある著者が提言。<br />『沈黙の春』の流れを汲む警世の書。<br />