ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに2代続けて日本人が就任した。<br />世界に冠たるオーケストラの音作りを任されたのは、米国とドイツでソリストとしての修行を積んだ31歳。<br />‘ヴァイオリン小僧’の面影を残す若きコンマスが奏でる、のびやかで暖かい音にこめられた思いとは。<br />