米国の利上げは世界経済にショックを与えないか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
米国がリーマン・ショックから7年間続けた「ゼロ金利」を終了しようとしている。
これまでは米国の大規模な金融緩和が世界中にドル資金を大量供給してきたが、その供給ルートが断たれれば、支えがなくなった世界経済は収縮してしまう、と心配する声が金融市場には少なくない。
一方で異常なレベルの金融緩和が長びけば、いびつなマネーの流れが逆流を始めたり、決壊したりする恐れもある。
米国は利上げできるのか。
世界はそれに耐えられるのか。
『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
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