安倍政権は解釈改憲から明文改憲に向かうか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
自民党は「自主憲法制定」を党是に掲げているが、歴代の自民党政権が憲法改正に踏み込むことは困難だった。
国民の多くが憲法、とりわけ9条を支持していたからだ。
「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍政権は従来の政府解釈の変更による実質的な9条改正をめざし、集団的自衛権の行使容認を含む新たな安全保障法制を成立させた。
2016年の参院選後、安倍政権は実際の憲法改正に向かうのだろうか。
『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
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