大阪・通天閣のそばにある履物店主の、趣味が高じて始めたジャズレーベル。<br />店主の「気持ちのいい音ならええやん」のポリシーのもと、品のいいピアノサウンドは、愛好家ばかりでなくジャズ初心者にも受け入れられている。<br />下駄を売り、ジャズのCDを作る――。<br />老舗の旦那の道楽には、家業の商人道がしっかりと息づいていた。<br />