スマホ依存から脳を守る
いつもイライラ、集中できない……、それ、スマホのせいです!「スマホは最強(凶)の依存物です」国立病院機構久里浜医療センター精神科医長、緊急書き下ろし!大人も子どもも依存物だと知らずにつきあい、気づいたときには重症化しているのがスマホ依存症の恐ろしさ。
久里浜医療センター精神科医が警告する、ゲーム依存を中心にしたスマホ依存症とその治療、「依存症は〈正の強化〉と〈負の強化〉を脳内につくる精神疾患です。
まずは、個人も社会もスマホ依存症の正体をよく知ることです」【目次】はじめに第1章 依存物は最高だ!依存物と同棲している子どもたち依存症の定義依存物の条件オンラインゲームの依存的特性その依存物が流行るワケ「依存物は最高だ!」第2章 脳内借金としてのスマホ依存症依存症の発症精神依存における「正の強化」と「負の強化」精神力で「負の強化」を乗り越える?「快楽」と「不快」の同時進行知らないうちに猛獣に食べられている依存症の正体の見えにくさ依存症とひきこもり依存症の複雑な因子脳内借金としての依存症依存症からの回復 第3章 依存物との闘いの歴史覚せい剤の発見と広がり規制の効果と難しさアルコールの「性能強化」アルコールの規制依存物と人間のつきあいゲームの発明と黎明期オンラインゲームの誕生インターネットメディアの依存的性質 第4章 スマホ依存症の実態スマホ依存の正体インターネットとスマホの普及インターネット依存症の研究何に依存しているのか?インターネットゲーム障害ゲーム障害オンラインゲーム依存の兆候合併する精神疾患や発達障害空き時間による依存症の悪化 第5章 スマホ依存症対策の壁一般的なスポーツとeスポーツの比較教育や仕事と対決するゲーム「プロゲーマー」という危ういワード「聖域」の消失遊具でもある学習用具?依存症は「自己責任」か第6章 スマホ依存症からの回復「節制しながら」か「全く断つ」か断ネットか、節ネットか断ゲームか、節ゲームかスマホ依存症の治療 久里浜医療センターでの取り組みスマホ依存症予防と回復依存物に触れない自由・依存物から守られる権利おわりに?スマホ依存症の未来
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