白血病を発症した朝日新聞の経済記者。<br />偶然、同時期にアエラ編集部のカメラマンも白血病に。<br />同じ会社の同じフロアにいたこともあったが、知らない同士だった二人。<br />入院を機に、互いを知り、互いを励みに病と闘う。<br />だが運命の神様が二人の明暗を分ける。<br />志半ばで逝った若いカメラマンの分までと、職場に戻った記者が1年後に再発。<br />骨髄移植をすることになり、ドナーは没交渉だった弟に。<br />さまざまな「二人」が交錯する感動の闘病記。<br />