チャンス大城の一日は床から始まる。<br />玄米に味噌汁にサバ缶に刻みネギを床にならべ、食べる。<br />芸歴30年超の大半を「地下芸人」として過ごした男。<br />小中と半端ないいじめに遭った男。<br />彼はいかに生きているのか。<br />その男の半生は、笑えて、笑えて、ちょっと切ない。<br />そして、読むと、なぜか元気が出る。<br />