見えない障害や後遺症が誤解を生んでしまう
車椅子で食事をするためにヘルパーさんとお店の中を見た。
お客様は誰もいなかった。
車椅子は場所を取るので、最初に偵察に行く。
誰もいなかったので入っていったら、すごい勢いで中から店の人が走って出て来た。
店の中には一歩も入れないと言う覚悟を、前面に出して私を静止した。
「予約席なのです」と迷惑そうな顔で言われた。
テーブルの上を見てみるけれど、予約席の札もない。
私は弱虫ではないけれど、こういうことには弱いのよ。
明らかに嘘だと分かっていても反論ができない。
反論する前に心が折れる。
こういうことをする人は、何が嫌なのか? 車いすか? 乗っている人間か? それとも障がい者すべてを忌み嫌っているのか? 車いすに乗っているから必ず障がい者とは限らないよ。
こんな時はどう対応しているのだろうか? 断わられる本当の理由を教えてほしい。
聞いたら真実を言ってくれるかなと期待をして聞いた。
とたんにバタン!と大きな音をさせて入り口は閉められた。
宝塚市は市を上げてキャンペーン中だ。
「障がい者差別をなくしましょう」店の表にもポスターが貼ってあった。
この事実を障害福祉の課長に知らせたが、対処したと言う返事はない。
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