この噺の落ちはいく通りもある。<br />町内の鳶頭(とびがしら)の家へ行き、宝船の図を見て「いい六だなァ」と褒めると「ナーニ七福神だ」とさげる。<br />これが一番古いらしいが、ほかにも「これァ六だろう」「ナーニ質の流れだ」というのもある。<br />江戸小噺から取ったものだが「膝栗毛」にも使われている。<br />