ヤマケイ文庫 旅に出る日
紀行作家で旅行雑誌「旅」の元編集長の岡田喜秋さんの旅と山を描いたエッセイ集。
『思索の旅路』の姉妹編で、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読です。
ひたすら旅ひとすじに生きてきた著者が、現代人にとっての旅を探る。
「犬が飼い主を迎えに行くのとはちがう行為。
それが旅の原形ではないか」「旅は、書物よりも教師の教えよりも、実感と説得力のある心の改造を果たしてくれる」などといった言葉が随所にちりばめられたエッセイを中心に、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」、松本清張の推理小説「点と線」の核となる話を提供した思い出等、さまざまな角度から人と旅との接点を語り尽くす。
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