アドベンチャーレースに生きる!
‘日本百名山ひと筆書き’田中陽希が人生を捧げる世界とは?日本最強のアドベンチャーレースチーム「EAST WIND(イーストウインド)」レースの国内第一人者で、チーム現キャプテン田中正人が創設、20年の歳月をかけ育てあげた。
チームのエースで次期キャプテンとしての活躍が期待される田中陽希。
「日本百名山ひと筆書き」の挑戦がTVで放映され、その名は知れわたった。
知名度が増し、今イーストウインドの活躍も注目されている。
なぜ彼らは世界のフィールドで結果を出し続けるのか。
極限の状況でも安定したパフォーマンスを出せるのか。
彼らの強さの核心は身体能力でも技術力でもなくチームワークにある。
躍動する最強チームの精神と勝利のために築いてきた歴史を、チームの未来を背負う田中陽希と、不動のリーダーでパイオニアの田中正人が書下ろす。
また過去にチームに所属した海洋冒険家白石康次郎、トライアスリート白戸太朗、トレイルランナー石川弘樹等スポーツ界のビッグネームも、イーストウインド愛を語ってくれた。
第一章 田中陽希 アドベンチャーレーサーとしての僕の道白銀の世界から飛び込んだアドベンチャーレース/あの頃、誰かのせいにしていた弱い自分/もっと強くなりたい! 世界の果てから、日本百名山の旅へ/非日常が日常化していく、日本二百名山への挑戦/人との出会いが教えてくれた大切なこと/イーストウインド、次期リーダーとしての決意第二章 田中正人 人生すべてをアドベンチャーレースに捧げて研究者からプロ・アドベンチャーレーサーへの転身/極貧時代を共に過ごした仲間たち/「パンの耳では子どもは育たんぞ!」/衝撃が走ったメンバーからのひと言 /世界で勝つため、真のリーダーを目指す/レースは予想外の出来事の連続/僕らを支えてくれる人たち/「弱い人を引き上げる」チームワークの方程式/陽希の弱さと強さ第三章 仲間たちが語る 自分にとってのイーストウインドイーストウインド参戦レース一覧白石康次郎:イーストウインドは僕の青春だった白戸太朗:本音でぶつかりあった仲間石川弘樹:田中正人から学んだ競技者としての姿勢平賀 淳:生きるべき道が見えた場所駒井研二:アスリートカムで活きるレース経験佐藤佳幸:言葉がなくても、わかり合える瞬間がある和木香織利:大きな確執を乗り越え最高のチームが生まれた西井万智子:見たことのない世界で知らない自分と出会う竹内靖恵:妻から見たイーストウインド〈手記〉第四章 田中陽希 現在地を知り、未来の道をつくる山北が離れ、新たなチーム編成に/『2016年オーストラリア世界選手権』への始動/課題のひとつはパドリング/レース中の「睡眠」をどうとらえるか/イーストウインドのこれから
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