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ヤマケイ新書 これでいいのか登山道 現状と課題

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山に登るときに誰もが通る登山道。
日本全国どこの山にも整えられ、多くの人が利用しているにも関わらず、誰が設置し、管理しているのか、あいまいなまま放置されています。
それが日本の登山道の現状です。
その結果、自然災害などによる登山道の崩壊や通行止めが起きても、適切な維持管理がなされず、また、それをきっかけとするトラブルも多数発生しています。
日本の登山道が抱える現状をいくつもの側面から捉え、今後のとるべき方策を検討し、最終的に「登山道法」といったかたちで具体化できないかを、山岳・自然に関するさまざまな分野の有志が集まり考え、提言する一冊です。
■内容第1章 登山道の現状と課題登山道の問題・課題-誰が設置し、管理するのか登山道のそのほかの課題山を取り巻く諸情勢の変化と今後の登山界第2章 各地の事例に見る登山道の状況北海道/東北/関東/中部/近畿/中国・四国/九州第3章 登山道と遭難対策登山道を利用している「登山者」の現状は登山人口の現状について登山道の整備水準例遭難対策から見た「いい登山道」とは第4章 登山道の裁判事例と「登山道」に関わる法令整備登山道、遊歩道の管理責任を問う裁判事例等自然公園法と登山道諸外国における「登山道&自然歩道」関連の法制度第5章 登山道利用の多様化と課題登山道の多様な利用を調整する制度の必要性:トレイルランニングをめぐる問題から[コラム]登山道の実態-事例写真から見える現状と課題第6章 登山道の歴史と今後の活用山岳信仰など、近代以前の日本人の登山廃道の現状と再利用の検討日本の美しい風景の継承と再生に向けて登山道の維持管理と環境教育への活用登山道とボランティア活動第7章 「登山道法」法制化に向けて「登山道法」制定の意味、意義、役割登山道と付帯設備の整備・管理調査項目案登山道の評価案登山道法についての検討課題




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