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成長戦略としての「新しい再エネ」

ウクライナ危機で、日本の抱える構造的な弱さが露になっている。
それは、エネルギー自給率と食糧自給率の低さが、日本のアキレス腱になっているという点だ。
暖房需要が高まる冬場には、特に東日本で電力需給の逼迫が予想されることから、広く節電が呼びかけられている。
このような中で、世界3位の潜在量を誇る地熱開発に挑む業務スーパー創業者の挑戦や、県内の全世帯数をまかなえるだけの風力発電地帯に変貌した秋田など、国内外の7つの先進事例から、我々が向かうべき未来図を描き出す。
テレビ朝日で数々の再エネ最前線を取材してきた報道アナウンサーである著者が、時代の大きな転換点にいる世界と、莫大な再エネポテンシャルを持ちながら活かしきれていない日本の課題を整理し、気候危機とエネルギー危機を生き抜く実現可能なシナリオを提言する渾身のルポ!■内容序章 「新しい再エネ」が成長のカギ第1章 業界の革命児、業務スーパー創業者の地熱発電への挑戦第2章 迷惑物が資源になる!「秋田風作戦」の挑戦第3章 浮体式洋上風力の大いなる可能性。
長崎県五島市の挑戦第4章 日本人の発明! 次世代太陽光の主役・ペロブスカイト太陽電池第5章 都市部に眠る資源、新しい身近な再エネ第6章 ウクライナ危機で再エネ急加速!再エネ先進都市ドイツ・ミュンヘンの地熱活用第7章 ドイツ、地方からの再エネ革命!驚異の再エネ比率、ライン・フンスリュック郡第8章 識者に聴く 今解決すべき日本の課題と処方箋第9章 再エネ拡大のための7つのポイント■著者について山口 豊(やまぐち・ゆたか)1967年さいたま市生まれ。
埼玉県立浦和高校、早稲田大学商学部卒業。
日本航空勤務を経て、1992年にテレビ朝日にアナウンサーとして入社。
以来30年、報道番組を中心に活動。
報道ステーションでは10年にわたり、日本全国はもちろん、世界の災害や温暖化問題の最前線などを取材。
著書に『「再エネ大国 日本」への挑戦』(山と溪谷社)。
環境省中央環境審議会総合政策部会臨時委員、国土交通省水害リスクコミュニケーション懇談会委員。
YouTube「山口豊アナが見たSDGs最前線」は100万再生を超えている。




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