千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密
今、バスケットボールのBリーグが熱い。
中でも、初めて年間観客動員数13万5000人を突破し、1試合7327人という最多動員数を誇るのが千葉ジェッツだ。
5年半前、経営不振のクラブ立て直しのため社長に就任したのが、コンサルタントの立場でかかわっていた島田慎二。
つぶすか、つぶさないかという瀬戸際を、これまでの会社経営のノウハウを活かし切り抜ける。
そして、社長に就任するとすぐに経営強化のための再建計画を策定し、稼げる体制づくりに取り組む。
スポンサー探しに奔走し、経営基盤を確かなものにしたあと、ブースター(ファン)をさらに獲得するため、地域密着型のクラブづくりに着手。
イベントやお祭りなどに選手やスタッフが参加し、年間150?200回もの地域貢献活動で固定ファンを増やしていった。
そして、実力も人気も高い富樫勇樹選手や外国人選手を戦略的に補強し、2017年1月の天皇杯で初優勝を飾る。
卓越した手腕で経営を刷新し、人気・実力ともにBリーグトップチームに押し上げた島田流マネジメント術と、千葉ジェッツの変革の軌跡がギュッと詰まった1冊。
プロローグ:‘箱もの産業’の宿命と挑戦第1章:ジェッツの再建第2章:bjリーグからの脱退第3章:戦うための組織改革第4章:観客動員数ナンバー1になるまで第5章:ジェッツを支える「理念」第6章:川淵キャプテンとの出会い第7章:Bリーグの未来エピローグ:100年続くクラブへ
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