1984年から2014年まで高倉健を取材し親交していた編集者が、「高倉健」が人生の終い方を探し求めた30年間に向き合った。<br />白洲次郎の「葬式無用 戒名不用」、江利チエミとの死別、酒井大阿闍梨の「契り」。<br />高倉健が数々の別れを経験しながら、自らの死に方を見つけていった姿を描く。<br />