番組マインドの育て方 心に残る番組制作5つの力
この本は、全国のケーブルテレビで番組制作に取り組んでいる制作者の皆さんへ向けて書きました。
色々な制約の多いNHK(あくまでも個人の感想ですが)よりも、地域でしっかりと地に足を付けて、伝えたいテーマに時間をかけて取り組める皆さんを羨ましいと思ってきました。
・もっともっと番組制作を好きになってほしい。
・もっともっと番組制作をおもしろがってほしい。
・NHKで積み上げてきた「番組マインド」をたくさんの人に伝え、番組制作について色々語り合えたら楽しい。
そんな思いが強まり、この本になりました。
パソコンも携帯もインターネットもSNSも存在しなかったアナログ時代。
手探りで番組制作を続ける中で体得した自己流ノウハウです。
ここから何かを学ぼうとは思わずに、自分の仕事への向き合い方、考え方のヒントにしてください。
番組は「ゼロから始める自分探し」のようなものです。
写真や音楽、本、絵画、建造物とは異なり、作ったそばから消えていく作品です。
だからこそ制作することを楽しみ、おもしろがってほしいのです。
視聴者の「記憶」に残る番組をたくさん作ってほしいのです。
そのために少しでもお手伝いができれば、こんな嬉しいことはありません。
そのために少しでもお手伝いができれば、こんな嬉しいことはありません。
目次はじめに第一章 好奇心を揺さぶる発見力 ・発見力とは? ・発見力をつけるために必要なこと ・番組のテーマの見つけ方 第二章 番組制作を支える取材力・取材力とは? ・面白い番組を作るためには人脈収集力が必須 ・情報を集める6つのポイント ・取材でもっとも大切なのは「信頼関係を築くこと」 第三章 人を惹きつけるための構成力・構成力とは?・構成表を作るポイント(台本) ・台本を捨てる!?原点回帰力 ・1番苦労するコメント力を身につけるコツ 第四章 番組制作をする上でもっとも大切な決断力・決断力とは? ・もっとも大切なことは人を導く説得力・いい素材を磨き上げる編集力を高める5つのポイント ・新しいことをやっていく応用力 第五章 好きに番組を作る楽しみ力・楽しみ力とは?・創作力・演出力・演出力のポイント ・自分のワクワクを信じるといい番組になる・いい番組は「難しいことをやさしく伝える」 第六章 推薦者の声・ケーブルマンへの熱き思いがほとばしる応援歌・本書はテレビ制作のみならず、日常使えるノウハウが詰まっています・アナログの中にこそ、番組作りの原点がある・玉置さんだから語れる珠玉の言葉が、ちりばめられています・彼の思いが自分の心に触れ、なぜだか泣けてきたあとがき著者プロフィール 玉置 晴彦(たまおき はるひこ)昭和 29 年 3 月 29 日生まれ。
東京都出身。
日本大学芸術学部に在学中、放送全般、映画、シナリオを学ぶ。
卒業後、広告代理店で CM 制作の経験を経て、NHK に中途採用される。
取材職・報道番組ディレクターを経て、国体の開会式(昭和天皇が開会宣言) の中継や競技中継・ゆく年くる年などを担当。
2000年には、NHK 首都圏センターに異動となり、特報首都圏・小さな旅 で CP(プロデューサー)を担当。
現在はコンテンツ販売 CATV 担当として〇 NHK 番組の提供(副次収入確保)〇 NHK セミナーの企画・実施(CATV への支援活動)を担当2019 年から、「ハル企画事務所」を設立。
番組制作アドバイザーとして活動中。
30 年以上番組制作に携わってきた経験と、300 本以上のさまざまなジャンル・長 さの番組を制作した実績から来るメソッドは関係各所から定評があり、「見てい る人の記憶に残る番組制作の大切さとノウハウ」を伝える活動にも力を入れて いる。
趣味は大型バイクでのツーリングと、夫婦キャンプ。
訪れた地域での食べ飲み歩き。
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