泣き寝入りしない!空振りリスクを踏まえた低コスト預貯金差し押さえのステップ。10分で読めるシリーズ
さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度)【書籍説明】私は昨年、翻訳料の未払いに遭い、少額訴訟を起こした経過をさきの電子書籍にまとめました。
フリーランスが未払いで泣き寝入りせず、ただの「払ってもらえない人」から法的な「債権者」になり回収を行う権利を得る手続き、それが少額訴訟です。
これに勝訴し、債務者が速やかに支払うことが最善の結末です。
しかし、私の債務者は違いました。
訴訟の際に送ってよこした書類には「年度末に支払う」と記載されており、債務者が本来、判決後すぐに支払うべき義務を無視し、その後も未払い状態を続けました。
そして私は、強制執行で預貯金差し押さえを行うに至ったのです。
本書では、支払いに応じないまま平然と生活している債務者から債権を回収するステップを紹介するだけでなく、相手に差し押さえる財産がないというリスクを踏まえ、手続きコストを最低に押さえるコツを紹介します。
実際、私は反対債権があるために回収ができませんでした。
相手には他からも債権回収の手が伸びていたのです。
多額のコストを払って弁護士に任せていたら、大損するところでした。
強制執行の手続きは非常に簡単です。
弁護士の力を借りるのは最小限に抑え、一銭でも多く取り返しましょう。
【目次】●1●無料司法書士相談●2●銀行口座の支店名調査●3●弁護士への無料相談●4●弁護士との初回面談●5●弁護士事務所へ●6●委任契約の締結●7●口座の支店名調査●8●自分で進める強制執行●9●少額訴訟債権執行手続きの準備書類と費用●10●申請書類の様式入手と提出●11●あとは相手の口座に預金があることを祈るのみ●12●各銀行からの陳述書【著者紹介】衣笠奈美(キヌガサナミ)新聞社勤務を経て、現在はフリーランスで文書・映像の翻訳、各種会議録作成、文章執筆、外国人の日本語学習支援に従事し、多方面から現代日本語を調査研究中。
翻訳・執筆分野は主にIT、政治、教育。
著書は「会議が変わる発言術」「報酬未払い少額訴訟の10ステップ」等多数。
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