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日本をだめにする恩返し 日本をよくする恩送り。10分で読めるシリーズ

さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度)【書籍説明】●はじめに日本では、育ててもらった恩を親に返す「親孝行」やお世話になった人に恩を返す「恩返し」という概念があり、それが美徳と考えられています。
確かに親は自分の命の源であり、親を大切にすることは素晴らしいことですが、現在の日本ではこれが足かせになって、国も地方自治体も高齢者対策にひーひー言い、そして介護に苦しむ子ども世代が増加しています。
加えて、国の福祉予算の大半が、言葉は悪いですが私を含めてあと10年から30年で消えていく命に注がれ、10年後、20年後、30年後に国を背負う年代となる子どもたちに使用されていない現状では、国の健全な存続がもはや望めません。
親からの恩やお世話になった人の恩は、この国の未来を支える次の世代へとどんどん送り、日本を持続させることこそ、真の親孝行や恩返しではないでしょうか。
本書では、「日本をだめにする恩返し思想」を捨て、「日本をよくする恩送り思想」を広げ、朽ちゆく日本に少しでも歯止めをかけたいと思います。
●「恩送り」の先進地(1)アメリカ ?Pay It Forward?(2)中国 ?20年前の「恩送り」?●日本の現状は?(1)高等教育の現場では(2)若い世代への投資(3)子どもに介護を期待(時に強制)する親世代●今すぐできる「恩送り」【1】お中元&お歳暮・年賀状からの「恩送り」【2】気軽にできる国家予算の節約【3】「誰のおかげで大きくなった」「老後の面倒はお願いね」からの脱却【4】「施設はかわいそう」はもう古い【5】資産は自分の老後に使う【著者紹介】衣笠奈美(キヌガサナミ)新聞社勤務を経て、現在はフリーランスで文書・映像の翻訳、各種会議録作成、文章執筆、外国人の日本語学習支援に従事し、多方面から現代日本語を調査研究中。
翻訳・執筆分野は主にIT、政治、教育。
著書:「会議が変わる発言術」「検索がヒトの脳をダメにする」「超・効率的英語学習法!オトナも公文式で英語を学べば、‘底力のある’英語が身につく」等。




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