貿易現場の手控え帳?輸入クレーム対策5つのステップと3つのポイント?10分で読めるシリーズ
さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度)【書籍説明】マスクに大量の不良が発生した。
政府が配布した新型コロナウィルス対策のための布製マスクのことである。
不良の原因は何だったのか。
このころの日本では、マスクが全く調達できず、既存の生産工場は手一杯だったので、マスクを生産したことのない海外工場に発注するしかなかったようである。
日本の6,500万世帯に2枚の布製マスク、総数1億3,000万枚を配布する計画であるから、大きな事業であった。
輸入には不良はつきものである。
今後このような問題が起きたときのことを想定して、輸入製品の不良品をできるだけゼロに近づける方策を準備しておく必要がある。
その準備を『貿易現場の手控え帳』として残すことにしよう。
輸入クレームに対する対策を5つのステップに分けて検証し、さらにそこから得られるポイントを3つに絞ってみることにしよう。
【目次】1.不良マスクの原因はマスク製造未経験2.ステップ1:不良率を予測する3.ステップ2:単発ビジネスの不良品対策4.ステップ3:継続ビジネスの不良品対策5.ステップ4:お互いの常識を知るために6.ステップ5:専門家と手を組む7.ポイント1:日本への輸出実績があるか確認する8.ポイント2:輸入者の後ろには誰もいない!9.ポイント3:クレームとは苦情のことではなく、請求である。
チャンスでもある。
10.輸入通関統計で見つからない輸入マスクの不思議【著者紹介】姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)千葉市在住。
元商社勤務。
海外駐在員歴2回。
長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で四百名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
自身の四十年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
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