双極性障害II型の人が軽躁状態で口論をしないための技術 家族を傷つけないために。
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】産んでくれと頼んだ覚えはない。
漫画やドラマで見聞きするようなセリフだが、これを実際に口にしてしまう恐れがあるのが、双極性障害II型の軽躁状態である。
その言葉に激しく傷つく親と、言ってしまったことが戻らないことに深く後悔する双極性障害II型の患者との関係は、放置しておくと悪化していく一方である。
反抗期に入った子どもなら、もしかしたらそういうことを口にするのかも知れない。
だが恐らく本気ではないだろう。
ところが双極性障害II型の軽躁状態の場合、こういうことを本気で言ってしまうのである。
ただし、軽躁状態が落ち着いて寛解期、またはうつ状態へと移行すると、途端に後悔してしまう。
後悔が深すぎると相手を傷つけたことが恐ろしくなり、自らの命を絶つことすらある。
言われた家族の悩みも深くなる一方だろう。
どの程度の年齢で発症するかにもよるが、幼い頃に発症した場合、手がつけられないほど暴れまくることもある。
軽躁状態になると周囲が全て敵に見えるからだ。
そんな子どもの世話をする親の苦労は計り知れない。
悲しいすれ違いや諍いができるだけ少なくなって欲しいと思い、これを記すことにした。
苦しむ人の一助になれば幸いである。
【目次】軽躁状態のスイッチ聴く役はひとりでなくていい歩く迷惑家庭内での心ない言葉無意識の攻撃振り返ると酷い抑制できなくはない扱いにくい双極性障害II型やり返されると弱い運動、旅行、そして趣味感謝と恩
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