大学生のための研究者になる方法 あなたは研究に向いているか?大学院には進むべきか?
さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】自然現象や人間社会など、様々な分野の事柄について学術的に研究する人々。
それが「研究者」である。
多くの研究者と呼ばれる人々が、大学や国の研究機関、また民間企業の研究施設などで、研究に従事している。
大学の学部生の中には、将来自分がなりたいものとして、研究者が候補の一つに上がっている人もいるだろう。
しかし、「自分は研究者に向いているだろうか?」、「そもそもどうすればなれるのだろうか?」など、不安や疑問を抱いているかもしれない。
本書では、そうした諸々の「気がかりな点」などについて、完璧な答えとはいかないものの、実際の状況や流れなどについてごく簡単に紹介してみた。
主に理工系を想定しているが、基本的には文系方面にも共通の部分は多いはずである。
大学生だけではなく、ある程度将来の進路が見えている高校生の方々にも、今後の進路を考える際の参考になればと思う。
研究者に対して抱いていたイメージが、自分の中で膨らませただけのものから、大幅に書き換えられることだろう。
本書が、将来の進路を選ぶ際の一助になれば幸いである。
【目次】1章 研究者のイメージとは?2章 自分は研究に向いているか?3章 学んでいることに迷いを感じる場合4章 大学院に進むべきか5章 大学院を受験する6章 大学院で学位を取る7章 学位を取得した後は【著者紹介】Bowing Man(ボウイングマン)研究者。
専門は地球科学および環境科学。
複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。
学部生、院生、そして学位取得後しばらくは隕石の鉱物学的研究をやっていたが、いつの間にか飲料水の安全性や、第四紀の火山活動の方が、主な研究課題となっていた。
一見すると全く別種の物質を扱っているわけだが、地球化学(geochemistry)としては共通の手法と思考法を使える部分も多々あるので、特に違和感も感じていない。
むしろ、扱う対象の「引き出し」を複数持てることは、大変良いことだと考えている。
街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
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