弟は僕のヒーロー
「特別」な弟と僕の、愛おしい日々の記録。
僕は5歳のとき、パパとママから弟が生まれると聞かされ、大喜びした。
姉と妹に囲まれた僕は、ずっと一緒に遊べる男兄弟がほしかったのだ。
しかも、どうやら弟は「特別」らしい。
僕はスーパーヒーローを思い描き、一緒に闘いごっこをすることを想像した。
だけど、実際は何か違っていた。
僕はだんだん「特別」の意味を知り、中学に入ると弟の存在を友達に隠すようになった……。
19歳の普通の青年がダウン症候群の弟との生活と成長を描き、イタリアでベストセラーとなった感動作の邦訳版。
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