柔の恩人?「女子柔道の母」ラスティ・カノコギが夢見た世界?
オリンピック女子柔道躍進を支えた感動秘話。
女子柔道のオリンピック種目化のために闘ったユダヤ系アメリカ人女性柔道家、ラスティ・カノコギの生涯を描く感動のノンフィクション。
彼女がいなければ、女子柔道は20年遅れていたかもしれない……。
「釘になるな、ハンマーになれ」それが、彼女の口癖だった。
幼少期は、差別と貧困のどん底にいた。
少女時代は、街でけんかに明け暮れた。
全てを擲った最初の結婚も失敗……。
そんな彼女を救ってくれたのは、「JUDO」という名のスポーツだった。
やがて彼女は、柔道のために、自分の全人生と全財産を懸けた壮絶な闘いに挑んでいく――。
「(日本で)柔道を学ぶうちに、‘内に秘めた強さ’というものがあることを知った。
……他人に対して何かができることこそ、本当の強さだと知った」(ラスティの言葉より)「強さ」とは、「力」だけではない。
「強い」だけが貴いわけじゃない――。
柔道のために孤軍奮闘し続けた、不屈のアメリカ人女性柔道家の知られざる人生の記録。
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