高田文夫の大衆芸能図鑑
夢と勇気と笑いを与えてくれる人々の物語。
大橋巨泉、永六輔という業界の大先輩の死を淡々と受け止め、三遊亭円歌、藤村俊二、かまやつひろしなど物故者の想い出や奇異な縁を明かす。
たけし、さんま、タモリのビッグ3、勢いのある若手芸人から、なかなかブレイクしない苦労人やかつて一世を風靡したお笑いタレントまでの知られざる過去と素顔など、この著者だからこそ知り得たエピソードの数々を披露。
その他テレビ界のニュースの内幕を明かし、その担い手たちの素性と行状をたどる。
その交流の幅の広さには驚くばかりだ。
ラジオでの語り口同様、辛辣で遠慮がないものの、それは大衆芸能に対する深い愛情があってこそ。
‘人気’という不確かなものに人生を捧げ、ひっそりと芸を磨いている人々に対する敬意が溢れている。
2016年春から2017年初夏までの間、そのときどきでタイムリーな「大衆芸能」人をとりあげた週刊ポストの好評連載エッセイ「笑刊ポスト」から厳選。
連載当時の世相を振り返りつつ、その後の反響やエピソードを大幅に「追記」として加筆、1年の時代の流れを感じることもできる。
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