ルンタ
2つの旅、10年にわたる旅の記録の完結編。
投稿型配信サービスnoteで連載配信のべ10万アクセス越えの話題作紀行文『The Songlines』から6年、写真集『ルンタ』から5年。
待望の続編にして完結編。
足かけ3年、チベット仏教圏を巡った祈りの旅の記録――。
ルンタとは風の馬のこと。
チベット仏教圏で目にする赤、白、緑、黄、青の五色の旗。
タルチョと呼ばれるその旗には、経文とともに風の馬が描かれている。
ひとたび風が吹けば、祈りはルンタとともに風に乗って大地を駆け、世界の隅々まで行きわたる。
彼の地では、そう信じられている。
写真家の竹沢うるまさんが自身の心の中を巡礼するかのごとく、チベット仏教圏をめぐった旅の記録。
標高4000メートルを越える高所に、あるいは-20度を下回る厳冬期にと、あえて厳しい環境下へ向かわせた出来事とは一体何だったのか。
そして、この旅で著者本人の心にどんな変化が起きたのか。
(2020年12月発行作品)
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