無理ゲー社会(小学館新書)
人生の攻略難易度はここまで上がった。
〈きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。
これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルールだ〉(本書より)才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア。
誰もが「知能と努力」によって成功できるメリトクラシー社会では、知能格差が経済格差に直結する。
遺伝ガチャで人生は決まるのか? 絶望の先になにがあるのか? はたして「自由で公正なユートピア」は実現可能なのか──。
ベストセラー『上級国民/下級国民』で現代社会のリアルな分断を描いた著者が、知能格差のタブーに踏み込み、リベラルな社会の「残酷な構造」を解き明かす衝撃作。
更新中です。しばらくお待ちください。