最強の食材 コオロギフードが地球を救う(小学館新書)
最強の食材 コオロギフードが地球が救う。
「食糧危機に瀕している人口は世界で1億5000万人を数え、前年比で2000万人増。
この傾向は今後も続く」と国連が警鐘を鳴らしています(2021年5月時点)。
こうした状況で脚光を浴びているのが「昆虫食」、なかでも「食用コオロギ」に注目が注がれています。
高タンパク・低糖質で、繁殖力の強いコオロギの研究をいち早くスタートさせたのが、斯界の第一人者で徳島大学長の野地澄晴さんです。
良品計画とコラボレーションした「コオロギせんべい」やグリラスと寿製菓が共同開発した「シートリア クランチ」など、多様な商品が発売されて話題となっておりますが、その開発秘話や、さらには、今後期待される各種ワクチンへの応用まで、本書では食用コオロギの無限の可能性について探ります。
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