不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか
男は不自由だ。
子どもの頃から何かを成し遂げるべく競争するように育てられ、働くのが当たり前のように求められてきた。
では、定年を迎えたら解放されるのか。
否(いな)、「年収一千万の俺」「部長の俺」ではなくなったとき、「俺って何だったんだろう」と突然、喪失感と虚無感に襲われ、趣味の世界ですら、やおら競争を始めてしまうのだ。
本書は、タレント、エッセイストとして活躍する小島慶子と、男性学の専門家・田中俊之が、さまざまなテーマで男の生きづらさについて議論する。
男が変わることで、女も変わる。
男女はコインの裏表なのだ。
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