戦術の名著を読む
日本人が知らない戦争の極意とは? 戦術とは、部隊を指揮して作戦を実行し、戦闘の目的である戦勝を獲得する術(アート)と科学(サイエンス)のことである。
野戦指揮官の本質は、戦場で戦術を駆使して最小限の犠牲で任務を達成することにある。
開国以来、西洋列強に追いつけ追い越せという国是を背負った秋山真之は、「吾人一生ノ安ヲ偸メバ 帝国ノ一生危ウシ」という覚悟のもとで渡米し、軍事思想の大家マハンに教えを請うて『海軍基本戦術』を記した。
ナポレオン戦争、二つの世界大戦、ベトナム戦争……。
多くの軍人たちの血によって昇華されてきた近代戦術の本質とは何か? 半世紀にわたって戦術を研究してきた著者が、名著のエッセンスを紹介する。
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