時代を駆け抜けた優駿たちのルーツを辿る旅 名馬9頭を育んだ生産現場の物語
ディープインパクト、オルフェーヴル、サイレンススズカ…。
栄光をつかみ、歴史にその名を刻んだスーパーホースは、いかにして育て上げられたのか?最強馬の育成に人生を捧げたホースマンたちの知られざるドラマ。
※本書は、雑誌「優駿」(中央競馬PRセンター)2015年3月号?12月号に掲載された「未来に語り継ぎたい名馬BEST100」、同誌2014年8月号に掲載された「夏の場産地を巡る」を再編集しました。
【内容】「名馬を授かるのは偶然なのか、それとも必然なのか」答の出ない問いだとわかってはいても、名馬を授かった牧場は当たり前だが注目を集め、活況に沸く。
その一方で、主に経済的な理由から、馬産をやめてしまう牧場がある。
生じる差異に明確な理由はあるのかどうか、抗いようのない流れというしかないのか、そこを見極めたいと思った。
ノーザンファーム ディープインパクトが生まれた地/白老ファームオルフェーヴルが生まれた地/稲葉牧場オグリキャップが生まれた地/カントリー牧場ウオッカが生まれた地/稲原牧場サイレンススズカが生まれた地/早田牧場新冠支場ナリタブライアンが生まれた地/シンボリ牧場シンボリルドルフが生まれた地/長浜牧場トウカイテイオーが生まれた地/社台ファームダイワスカーレットが生まれた地【著者】山口県出身。
北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。
1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。
同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。
著書『ウイニング・チケット』(原作)など。
競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。
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