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ひとり、家で逝く

おひとり様が迎える「死に際」の真実とは?命を看取る在宅ケアの現実が物語る、衝撃のルポ。
死を受け容れ、安らかに旅立つために。
【本文より】遅かれ早かれ死は誰にもやってくる。
たとえ独居であっても、死に場所として家は悪くない。
身寄りが一人もいなくても、慣れ親しんだ生活の場で死ぬのは自然なことに思える。
むしろ病院で死ぬことは旅先で死ぬこと、いわば客死に近いのではないか。
【内容】まえがき 人生の終わりをどう迎えるか?/「おひとりさま」の死に際/最後のお風呂か、それとも湯灌か/最期は孤独でも無縁でもなく/余命予測が外れた不思議な患者/死前喘鳴を聞きながら/痛みとの闘い/「不思議な人」は何者?/孤独な日雇い人生に落ちて/東京での学生時代と結婚/人生の歯車が狂いだして/遺産金を蕩尽し、日雇い生活へ/大震災とともに葬ったもの/闘病生活/がんの手術、7年後の再発/通院治療から在宅ホスピスケアへ/感謝しつつ「そろそろ逝かんとなぁ」/ひとり、家で逝く/喘鳴が静かに終わるとき/「よう、がんばらはった」/病人だった死者が遺体となるとき/孤独死ではない「おひとりさま」の最期【著者】1951年、大阪府茨木市生まれ。
北海道大学文学部卒業。
ノンフィクション作家。
『牛と土 福島、3.11その後。
』(集英社)で、第37回講談社ノンフィクション賞、第58回日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)を受賞。
著書『すべての猫はセラピスト 猫はなぜ人を癒やせるのか』(講談社)、『セラピードッグの子守歌 認知症患者と犬たちの3500日』(講談社)、共著『福島はあなた自身 災害と復興を見つめて』(福島民報社)など。




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