世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス
伊藤美誠、朝比奈沙羅、早田ひな……世界を目指す選手と指導者は何を書き、何を考えているのか成功者が明かす、ノートの内容。
『書く、話す、伝える』と賢さ(インテリジェンス)、パフォーマンスの相関関係に迫る。
言語化する力、指導者の真の役割。
目からウロコな「主体性」養成術【ノート分析】脳科学者・篠原菊紀氏が徹底解説【著者からのメッセージ】ノートは主体性の萌芽世界に手をかけるアスリートたちを貫く一本の串。
それは「主体性」だった。
「自分から考える、動く」というマインドセットを、伊藤美誠選手、早田ひな選手、朝比奈沙羅選手といったトップアスリートは持ち合わせている。
彼女たちが書くノートは、主体性の萌芽になっている。
国際舞台に選手を送り出す指導者の視点も、同様だ。
日本ゴルフの育成に大きな成長戦略を与えたガレス・ジョーンズさんや、ラグビーの育成を担う中竹竜二さん、日本の女子バスケットをリードしていくであろう恩塚亨さんなどなど。
本書に登場する全員が、根性論で追い込む旧来の手法とは180度異なる指導法で成功している。
彼ら成功者の共通項である、主体性。
それがなぜ必要なのかを、脳科学の観点から篠原菊紀さんに、スポーツ心理学では荒木香織さんに話を聞かせてもらった。
「自分からやったほうがいいに決まっている。
でも、やらないときはどうするの?」学校でも、企業でも、家庭でも、そんな声を聞く。
そのヒントが、彼らが導き出した「主体性の処方箋」にちりばめられている。
【目次】プロローグ 森保監督の白いメモ、オシムさんの言葉 ■第1章 世界を獲るノート伊藤美誠(卓球) コーチと書いた79冊 脳的ノート力 感情省いて考える 外在化→言語化→発見朝比奈沙羅(柔道) 前向きになれる「野望ノート」 脳的ノート力 落ち込んだら、前よりも「上」を向け早田ひな(卓球) 脳内スピードを高めるノート 脳的ノート 書いてスキルアップ 記憶整理と定着に効くガレス・ジョーンズ(ゴルフ) インテリジェンスは自立脳的ノート力 アスリートの自立が脳科学的に正解なワケ中竹竜二(ラグビー)フレーミングで進化する脳的ノート 帰属意識を高めるオフの振り返り恩塚 亨 映像駆使した「レビュー」で進化 脳的ノート 「現在」も「未来」もメタ認知する畑喜美夫(サッカー) 主体性育むボトムアップ 脳的ノート 成長できるかどうか 上達論的視点で考える海野祐生(アスレチックトレーナー) 未来をつくる「ケガノート」松商学園高等学校(野球) 最古の部活ノート(番外編) ■第2章 指導者から見た「インテリジェンス」柏井正樹(テニス) イメージを共有する力 前原正浩(卓球) 何かを生み出すのは知性 池上正(サッカー) リスペクトアザース 増地克之(柔道) 成長し続ける力 荒井直樹(野球) 100通のラブレター ■第3章 脳とメンタル荒木香織(スポーツ心理学) 「書く」効能 篠原菊紀(脳科学) 成功者の共通性エピローグ ノートは主体性の萌芽
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