「育てて勝つ」はカープの流儀
球団創立70年強さの礎は、いつの時代も変わらず名選手を輩出する土壌、脈々と受け継がれる‘育成術’カープ戦実況歴20年の名物アナウンサーが徹底取材「猛練習」「工夫」「チームワーク」「愛情」カープはいかにして、一流選手を育て上げるのか?球界でも定評のあるカープの育成術に迫るこれまで、カープでは多くの選手が育ってきた。
ドラフト下位指名であっても、猛練習でトッププレーヤーになった例も少なくない。
外国人選手も、カープにやってきて才能が開花したケースが目立つ。
どんな人材が大きく成長するのか。
また、カープはいかにして、一流選手を育て上げるのか。
その方法論に迫るのが、本書の狙いである。
1960?70年代の猛練習。
1990年代、野村謙二郎・金本知憲、前田智徳、そして佐々岡真司が背中で伝えたプロ意識。
そこから、猛練習と工夫のハイブリッド世代。
成長に近道はあるのか、遠まわりこそ学びの要素が多いのか、はたまた第3の道があるのか。
カープの歴史を彩った指導者の話に耳を傾けたい。
【目次】第1章孤高ではないエース 佐々岡真司新監督の船出第2章強くて愛される投手はコミュニケーションと猛練習から?安仁屋宗八?第3章猛練習から見つけた工夫と法則?朝山東洋?第4章エースを受け止める基礎・基本・土台?倉義和?第5章野村・金本・緒方・前田……最強攻撃陣を継承する哲学者?東出輝裕?第6章育てるチームにマッチするスカウティング?苑田聡彦?第7章機動力野球、未来へ?廣瀬純?第8章70年の歴史を支えた外国人選手名伯楽の言葉古葉竹識、長内孝、水谷実雄、内田順三、河田雄祐、三村敏之
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